OFF COLAができるまで。#5|OFF COLAが目指すウェルネスと、ライフスタイルブランドCityCamp

OFF COLAができるまで。#5|OFF COLAが目指すウェルネスと、ライフスタイルブランドCityCamp

offcola club
編集者 CityCamp

OFF COLAにまつわる人、カルチャー、ものについて、幅広く連載するカルチャーメディア「OFF COLA CLUB」。OFF COLAの誕生秘話を松池自らが語る連載「OFF COLAができるまで」では、これまで4回にわたってOFF COLAにまつわる知られざるストーリーを連載してきました。

最終回のテーマはOFF COLAが目指すウェルネスと、ライフスタイルブランド「CityCamp」について。初回からの連載を振り返りながら、今後の展望を綴ります。


Text : Ayuka Moriya , Edit : Kyosuke Matsuike


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リラックスカルチャーの中で欠かせないドリンクであり続けるために


連載初回「OFF COLAのルーツは1960年代、ヒッピーにあり。」では1960年から70年代にかけて巻き起こった「ヒッピー・ムーブメント」に触れながら、OFF COLAは従来のコーラのカウンターカルチャーであるという話をした。

 

紛れもなくOFF COLAの世界観で重視されているのは「リラックスカルチャー」としてのアイコンになれるか。そのために素材やクリエイティブ、OFF COLAを構成するそのどれもにおいて「オフタイムのシーンの設計」に徹底的にこだわった。たとえそれが、採算度外視であったとしても。


ところで休日と聞いて、忙しなく現代を生きる人々はどんな営みをしていると答えるだろうか。インフラや情報技術が発展し、物理的には圧倒的に豊かになったはずの現代で、私たちは物質的な豊かさを得た引き換えに「余白」を失った。

 

交通網の発展によって都市には人が、インターネットの革新やSNS、リモートワークなどの普及で空間には至るところに情報が溢れている。

 

近年では若者のメンタルヘルスを心配する声も小さくない。

また、サブスクリプションという新たな消費の形が生まれ、エンタメは多様化。それに伴って人々の趣味・嗜好は細分化され、エンターテイメントそのもの自体に対するハードルさえ非常に上がったといえる。

 

物質的な豊かさではなく、もっと日々のライフスタイルに寄り添った、小さな喜びの指数を積み上げていくことはできないのか。例えばちょっとしたご褒美として、金曜日の夜にハーゲンダッツを頬張るような。

 

OFF COLAが目指すのは、そんな忙しない現代においてふっと一息つくタイミングで、欠かせないドリンクであること。だから松池はこう話す。

 

「僕らは単なる『クラフトコーラ』という飲料水を作っているのではなくて、オフタイムの充実というカルチャー、エンターテインメントを作っていきたいんです」。


カルチャーをライフスタイルブランド「CityCamp」から生み出す

かつて東京のカルチャーやエンターテイメントの発信を語る上で欠かせない存在はナイトクラブやカラオケに集い、夜を楽しんできた若者たちだった。

 

しかし2020年パンデミックを境にその場は失われ、老舗「clubasia」系列の「NEO」「GLAD」「VUENOS」など一時代を築き上げてきたナイトクラブが相次いでクローズに追い込まれた。その終焉はユースカルチャーの転換期であることを意味している。

そんな近年変わりつつあるユースコミュニティカルチャーの要素を網羅した空間が、多様性を許容し、新しいカルチャーが生まれる場所をコンセプトに掲げる「CityCamp」だ。

 

2021年10月、東京都渋谷区恵比寿に「焚き火ができるBar」としてオープン。

 

この空間では本物の⽕の揺らぎと、1970年代に誕生した植物を都会で売る「マザーアースプラントブティック」の考え方に基づき、空間を埋めつくす植物によって「都会であるほど癒される場所が少ない」という疑問に対するアンサーを返す。都市の余白として「何もしないをする」空間をCityCampは提供している。

 

そんな「何もしないをする」空間ことCityCampで人気の企画が、オーガナイザーによるコミュニティイベント。これまで昼夜問わず、500人以上のオーガナイザーがイベントを企画してきた。

 

あるときは人気ファッションインフルエンサーによるフリーマーケットやPOP-UPが、あるときはNFTやWeb 3.0領域で事業を展開する新進気鋭のスタートアップ企業が集う。YouTuberやTikTokerといった個人クリエイターが主催することもある。

 

オーガナイザーにより日ごとに様相が変わる店内は、ジャンルが異なる領域で活動するクリエイター間が交わる唯一無二の空間にもなりつつある。

 

焚き火のゆらぎが灯る空間で連日連夜オフライン、オンラインの垣根を超えた繋がりが生み出されている。

「何もしないをする」はずの場所で日々人が集い、イベントが生まれているのはいつだって新たな出会いと刺激を求める若者たちの欲望の表れといえるかもしれない。

 

ここからCityCampはミックスカルチャーが生み出され続ける、クリエイターコレクティブな空間とコミュニティ形成を目指していく。

 

100年に一度の再開発が進む一方、どこかノスタルジックさの残る東京・渋谷。

 

ほど近くにあるCityCampから一体どんなカルチャーが生まれ、ムーブメントが巻き起こっていくのだろうか。新たなカルチャーとムーブメントを生み出すホットスポットとして、人々の余暇時間の充実を提供するCityCampに期待してほしい。


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全5回にわたって、「OFF COLAができるまで。」と題してOFF COLAの知られざるストーリーを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


今回をもって連載「OFF COLAができるまで。」は幕を閉じますが、OFF COLA CLUBでは今後もOFF COLAにまつわる人、カルチャーの連載を発信していきます。お楽しみに!

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